サロモンに沼った

Salomon(サロモン)の XT-4 OG を買った

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今使っている登山靴3足は全てサロモンだが、またサロモンを買ってしまった。

しかも今までで一番高い30,800円だ。

でもこれは登山用ではなく街歩き用のつもりだが、ジジイには少し派手だったか!

サロモンは人気が高く、偽物もあるので公式サイトから買ったが、他にも今年発売されたXT-6 というのも人気みたいだ。

両方ともストリートシューズ(スポーツスタイル)のカテゴリーで、ざっくり見た感じフォルムやアウトソールの形状から、XT-6はトレランシューズ、買ったXT-4は登山靴に近い。

特に黒は人気で、僕が買ったサイズは直ぐに売り切れ、XT-6の黒もまもなく売り切れるだろう。

夏は、真っ白のサロモンもいいかも!

僕の登山靴

   

X RAISE 2 は、ミッドカットだが、他のものより高さが2センチ位低いのでローカット感覚で履けるし、普段履きも行ける一番ストレスがかからない靴だ。

ただ、このシリーズの販売は終了している・・・残念だ。

X ULTRA 4 は、人気のシリーズで、どんな山、どんな条件でも適応できるオールラウンドシューズ、困った時の X ULTRA という感じだろうか、山に登るなら一足は持っておきたい靴だ。

XA PRO 3A V9 は、トレランシューズなので、クッション性はあるが硬めの作りだ。

舗装路を歩くと違和感を感じるが、踵部分の固定だったり足をホールドする感覚はかなりのもので、登山道では頼りになる。

普段履きにも使える黒を買いたかったが、黒は定価(22,000円)で、他の色は30%オフになっていたので、一番大人しいコーヒー色にした、約7,000円の差は大きい。

それにしても、サロモンに沼ったようだ。

最初に買った登山靴もサロモン

僕が最初に買った登山靴もサロモンで、2003年なので22年前になる。

それ以前にも仲間たちと山に行くことはあったが、本格的に一人で登山するようになったのはこの年からで、この登山靴で屋久島の宮浦岳にテントを担いで登ったのが始まりだった。

写真は、アウトソールが剥がれたので洒落っぽくタバコを刺して写真に残したものだが、これが、2013年の写真なので、何とこの靴を10年間も履いていた。

その間、富士山や槍ヶ岳などもこの靴で登っている。

 

過去の写真をみると、どの山でどんな登山靴を履いていたかおおよそ分かる。

翌2014年には、白峰三山北岳)を縦走しているが、この時の靴は今でも人気のLA SPORTIVA(スポルティバ)のハイカットの登山靴だったが、歩きにくかったのを覚えている。

イカットは全体的に硬く、ほとんど足首が曲げれないので、慣れていないと歩きづらいし靴擦れする。

最初の靴では燕岳から2泊3日の縦走で槍ヶ岳も登ったが、ミドルカットでも十分だった。

一般的に、ハイキングはローカット、日帰り登山はミドルカット、標高差が大きい山や縦走はハイカットと言われる。

専門店に行くと今でもそう言われるかもしれないが、一泊、二泊程度の山なら、ハイカットは必要ない。(雪山は別)

なので、以来、ハイカットの登山靴はほとんど履いていない。

2015年と2017年にも屋久島に行っているが、この時、派手なローカットの靴を履いている人がいて、聞いてみるとトレランシューズだった。

屋久島は、テント泊なのでリュックの重量も重くなるが、それでもトレランシューズで全く問題ないという。

ローカットの靴は、当然軽量で、足捌きもしやすい。体重の重い人は、足首の捻挫等が気になるだろうが、ある程度山に慣れていればローカットでも十分だ。

僕はそれから、ノースフェイスやモンチュラのローカットの靴を履いた。

そして、数年前にショップでいろんな靴を履き比べて、一番しっくり来たのがサロモンで、以来サロモンの靴を買い足している。

サロモン

サロモンはフランスのアウトドアブランドで、ウインタースポーツ界では有名だったらしいが、コンタグリップという独自のアウトソールでトレランシューズでも人気となり、登山靴でも外せないブランドだ。

近年、普段着でもスポーツスタイルはトレンドで、サロモンの人気も更に高まっているようだ。

それまでの登山靴は、爪を痛めたり、靴のねじれが気になったりすることもあったが、サロモンに替えてそんな心配がなくなった。

別に、サロモンの宣伝をするつもりではなく、おそらく靴の形状と僕の足の形が一番合っているということだろう。

結局、22年前に初めて買った登山靴のブランドに戻ったということで、何か縁を感じている、これからも世話になるだろう。