FFヒーターの不具合
東北への山旅で不具合が出たので、帰宅して修理に出した。
FFヒーターは、エンジンを停止しても使用できる燃焼式のヒーターで、一晩中着けていてもガソリン1〜2ℓの消費で済む優れものだ。
キャンピングカーの装備では、一番重要かもしれない。
不具合は、スイッチを押しても着火(ファンが回らず、着火時の音も聞こえない。)しなくなった。
よくある不具合は、サブバッテリーの電圧低下や煤が溜まってのオーバーヒート、ヒューズ切れらしい。
販売店で見てもらったところ、電気系統に問題なく、煤も溜まっていないのでヒーター本体の問題という結論だ。
メーカーに修理と合わせてオーバーホールを依頼
装備しているFFヒーターは、ドイツのベバスト製で、品質に定評のあるメーカーのものだ。
見てもらった販売店では、分解修理が出来ないので、メーカーに送ることになった。
折角なので、合わせてオーバーホールも依頼した。
オーバーホールは、一般的に1,000時間、5年程度を推奨しているが、僕のは4年半なので、タイミング的には良かったかもしれない。
(他のメーカーのものは、講習を受けて認証を貰えれば、販売店で修理出来るものもあるらしい。)
3週間の代車生活
ヒーターを取り外してメーカーに送るのであれば、外した後は普通に乗れると思っていたが、FFヒーターは、燃料タンクから燃料を送っているので、取り付けるまで乗れないらしい。
そのパイプに栓でもしておけば乗れそうだが、そう単純でもなさそうだ。
東北で不具合が出て、早々に九州に帰って来たのは、九重の紅葉に間に合うと思ってのことだったが、自分の車は乗れないし、慣れない代車で遠方に行く気にもなれず、自宅で暇な時間を過ごす事になった。
修理期間は2週間との話だったが、繁盛期だったのか結局3週間かかった。
代車は無料なので期間は問題ないが、やはり愛車が手元にないのはさびしい。
不具合箇所と修理費用
不具合の原因は、グロープラグだったようで、オーバーホールで劣化部品の交換もしてもらったので、56,000円かかった。
オーバーホールだけでも3〜4万かかるらしいし、ヒーター本体は20万位するので、金はかかったが仕方がない。
これで真冬でも気にせず旅に出れる。九州の山でも巡るか!