京都一周トレイルとは
京都の東南、伏見桃山から、比叡山、大原、鞍馬を経て、高雄、嵐山、苔寺に至る全長約83.3キロのコースと、京北地域をめぐる全長約48.7キロのコースからなっている。
京都市をぐるっと一周できる83.3キロのコースを歩いてみようと思いたったが、5つのコースに分かれているので、まずは、東山コース(伏見・深草ルート)を歩くことにした。
東山コース(伏見・深草ルート)
このコースは、全コースの中で1番短く9.5キロ、伏見桃山駅から伏見桃山城を通り、大岩山を経て伏見稲荷大社に降りてくる。
まずは、車を伏見稲荷駅近くのコインパーキングに止め、京阪電車で伏見桃山駅に移動し出発した。
御香宮(ごこうのみや)神社
コースを進むと御香宮神社がある。
この神社は、神功皇后を主神にし、表門は、旧伏見城の大手門らしく、いかにも豪壮だ。(拝殿は、工事中で見えなかった。)
伏見城の守護神として豊臣秀吉によって移設されたが、徳川家康によってこの地に戻されたらしい。
明治天皇陵
伏見山(桃山)のほぼ中央にあり、東西127メートル、南北155メートルの規模がある。
この広大なエリアは伏見城址にあたるらしい。
まだ、参拝時間前だったので、コースどおり敷地内を横切り先に進む。
伏見桃山城
伏見桃山運動公園内にあるこの城は、大天守と小天守が並ぶ連結式のりっぱな城郭だ。
ただ、復元されたものではなく、洛中洛外図(要は屏風絵)を参考に建てられたらしい。
開館時は、秀吉に関わる資料が展示されていたらしいが、現在は内部への立ち入りもできない。
大岩山展望所
ここからは市内が一望できる。丁度、コースの半分なのでまったりと休憩させてもらった。
伏見桃山城も見えるし、肉眼でもよく見えたのは右の写真のビル、京セラの本社ビルらしい。
寄らなかったが、コースから少し外れたところに大岩神社というのもあるみたいだ。
伏見稲荷大社
大岩山から住宅街を右に左にコースをたどり竹林を抜けると伏見稲荷大社に降りてくる。
伏見稲荷大社と言えば”千本鳥居”だ、以前来たことがあるし、一通りうろついてみた。
7〜8割は外国人で、立ち止まって写真を撮るので、千本鳥居は大渋滞だ。
なので側面の写真で我慢した。
ここで、このコースは終了、車を止めている伏見稲荷駅の近くコインパーキングに戻った。
道標
コースには、要所にコース案内の道標が立っている、今日歩いたコースには35本たっていたはずだが、地図を見ながら歩いたので、気づかないところが多かった。
住宅街を右に左に曲がるところも多い、登山道のような一本道ではないので、案外分かりにくいのが難点だ。
また、コースはあくまでもトレイルコースなので、事前に立ち寄りスポットを把握しておかないと通り過ぎてしまう。
GPSログ
コースは、9.5キロだが、途中変なところをうろうろしたので13キロくらい歩いた。
次のコースは24.6キロある、標高差もかなりあるようなので1日ではきついか?二日に分けて歩くか!
京都は、明日の土曜から月曜まで3日間雨予報だ、雨の日に歩きたくはないし、どこぞでのんびりするしかないか!