老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

平和を欲するなら、戦争に備えよ・・

遂にロシアが戦争に踏み切った。

僕は、毎朝BS1のワールドニュースを見るのを日課にしているが、アメリカは昨年末には”ロシアがウクライナ侵攻を計画”という情報を同盟国に流していた。

北京オリンピック中もロシア軍のウクライナ東部への集結情報を出していて、ほんとかよ!と思いながら、聞いていたが、アメリカの分析は極めて正確だった。

ゼレンスキー大統領のSNS発信

ロシア軍が首都キエフに進軍し、400人と言われる大統領暗殺部隊が投入されているとする中、アメリカはゼレンスキー大統領にキエフからの避難を促したが、大統領は大統領府の前で「戦いはここで行われている。キエフから離れない。武器は放棄しない。必要なのは移動手段ではなく、弾薬だ」など逃げずに戦い続ける姿勢SNSで発信した。

年寄りの大統領だったら、とっくにキエフから逃げていただろうが、ゼレンスキー大統領の死を覚悟した共に戦う姿勢に、国民の指揮は上がり、ヨーロッパ各国、中立国までが武器提供の表明を行い、翌日には焦点となっていた国際銀行間通信協会SWIFT)からのロシア排除が決定した。

さらに、永世中立国と言われるスイスまでもがプーチン大統領などの資産凍結を発表した。

ゼレンスキー大統領は、SNSでいろいろな訴えを発信している。ロシアの侵略戦争というのが明らかなこともあるが、完全に国際世論を味方につけた。

他にも外国人部隊の募集発表に、13万人が集まっているとか、これは各国のウクライナ大使館で受け付けているようで、日本人も70人(元自衛官50人)が応募しているらしい。

各国からの人道支援目的の資金提供も相次ぎ、在日本ウクライナ大使館は、支援金の振込口座を開設し、既に20億の寄付が集まっているらしい。

政治と切り離されるべきスポーツ界もそれぞれの団体がロシア排除の発表をしている。

SNS

プーチン大統領SNSのアカウントを持っていないし、パソコンもあまり使わないらしい。要はガラ携タイプの古い人間だ。SNSは利用者同士が交流できるツールなので、意見を聞かない専制主義のトップには必要ないだろう。

SNSは昨今急速に広まっただが、戦場でも一般市民が動画を撮ってアップし、それをメディアが拾って流す時代だ。あの手この手の偽装工作や嘘も通らない。

国際世論を味方につけたゼレンスキー大統領には、ロシアも手を焼いてついにをちらつかせてきた。

プーチンは、PTSDだとかパーキンソン病だとする説も出ている。早まらないことを祈るばかりだ。

日本は

一昨年、北海道に行った時に、道東の野付半島というところに行ったが、そこは北方四島の一つ”国後島”まで一番近いところだった、最短で20数キロしかないので、肉眼ではっきり見える。

嘆かわしいが、他国を侵略している奴が、北方領土を返すはずがない。世の中は理不尽なものだ・・。

日本の周辺国は、ロシア、中国、北朝鮮、韓国・・・良く見ると”ヤンチャ”な国ばかりだ。

中国の台湾侵攻についても、かなり前からアメリカは言及している。中国機の台湾防空圏への侵入頻度も増加している。

今日のニュースでは、アメリカのバイデン大統領が、元米軍高官らに台湾派遣を命じたとか。そうなると日本も他人事ではない。

ちなみに習近平プーチン同様SNSのアカウントを持っていない、危険だ。

政治的には、核共有の議論が必要との声も出てきたし、憲法改正なども進むかもしれない。

ローマの格言で「平和を欲するなら、戦争に備えよ」という言葉を聞いたことがある。その通りかもしれない。