老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

霧ヶ峰

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霧ヶ峰は、エアコンの名称で有名だが、本州のほぼ中央に位置し最高点の車山(1925メートル)を中心に広がる高原の総称で、日本百名山でもある。

 

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朝、7時半ころ車山肩という駐車場に着いたが、名前の通り”霧”で真っ白だ。写真は明るく撮れているが、実際は視界30メートルと言ったところだ。

 

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あまりにも視界が悪かったので、霧が晴れるのを待って9時前に出発。結局、1時間半近く待った。

 

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ゆるい登りを30分程歩くと霧ヶ峰最高峰の車山山頂に着く。

霧ヶ峰百名山ではあるが、息を切らし汗を流して登る山ではない。景色を楽しむ山であって、多少起伏のある高原を思う存分散策できる場所だ。

日本百名山を書いた”深田久弥”は”遊ぶ山”と表現している。

 

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山頂にある見晴らし台だ。まだ、霧で何も見えない。

見晴らし台の方角から言えば、天気が良ければ雄大八ヶ岳が見渡せ、その向こうには富士山が見えるはずだが残念だ。

 

f:id:kannrekizizi:20210929143843j:image気象庁のレーダードームみたいだ。

あちこちの山に登るが、こんなのは中々見ない。非常に珍しいので、下山後調べたら、老朽化で廃止された富士山レーダーの代替として、静岡県の牧之原気象レーダー観測所とともに設置されたらしく、長野地方気象台から制御・監視を遠隔で行えるらしい。

 

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山頂にある車山神社の鳥居だが、うまくやれば、鳥居の中に富士山が入るように撮影できるらしい。

 

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霧が少しずつ晴れてきたので、高原を一周しに行ってみる。

 

GPSログ

コースの説明がしずらいので先にGPSのログを貼っておく。10キロ強のコースだ。

 

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晴れ間も見え始めた。風景を愛でながら快適に次の峠を目指す。

 

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正面に蓼科山(たてしなやま)が見える。その右には八ヶ岳が連なってるが、雲で見えない。

 

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ゼブラ山というところで撮ってもらった。

自分の写真をブログに上げてどうする・・と思うだろうが、ブログは僕自身の日記でもある。後で見返した時に写真があると記憶が蘇るもんだ。

 

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おおよそ高原を一周したし、何よりお腹が空いたので、慌てて帰る。

8時前に出発し、約4時間の高原歩きの予定だったが、霧で出発が遅れたので、計算が狂った。行動食も持っていないし、お腹が鳴っている。

 

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お腹が空いているので、駐車場の近くにある人気のカフェに飛び込んだ。

空腹の親父としては、大盛りのカツカレーが食べたいところだが、ここはcafe・・。

一番人気のボルシチを頼んだ。パンがついているが、子供のゲンコツほどの大きさなので水で腹を満たす。

しかし、本州のほぼ中央の標高1800メートルのところでロシア料理を食べるとはグローバルな世の中になったものだ。

2〜3日ゆっくりするか

27日に妙高山に登ったので、かなりの筋肉痛だ。その前の那岐山に登った時は筋肉痛はなかったが、妙高山はかなり険しかったので仕方がない。

それにまだ腰が痛い!本当は、今日も温泉でのんびり・・と行きたかったが、台風の影響で明日から天気が崩れそうなので、今日は足腰に負担が少なそうな霧ヶ峰を歩いた。

八ヶ岳なんかも行きたいが、腰がもたないかな?