老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

大雨で避難指示!

特別警報

僕は佐賀県鳥栖市に住んでいるが、昨日から携帯のJアラートが3回鳴った。最初は昨日の午前6時に高齢者避難指示、次は昨日の午後3時に全世帯避難指示、そして今朝6時半に緊急安全確保のアラートだ。

鳥栖市は、全世帯にレベル4の避難指示が出ていて、一部にはレベル5である緊急安全確保が発令されている。

緊急安全確保が出ている地域は、氾濫危険水域にある河川近くの地域みたいだが、僕が住んでいるところは、標高が35メートルの比較的高台なので、緊急安全確保は出ていない。しかも、マンションの8階に住んでいるの大丈夫だ。

一応、洪水・土砂災害のハザートマップを確認したが土砂災害などの危険地域にも該当しない場所なので大きな影響はない。

避難指示

とは言え、地区にかかわらず鳥栖市全世帯に避難指示が出ている。自治体から発せられたものには従わなければいけないので、避難指示について確認してみた。

 

f:id:kannrekizizi:20210814103917j:plain 

f:id:kannrekizizi:20210814103938j:plain


内閣府の資料によると避難指示で必ず避難とあるが、避難にも4つのパターンがある。避難場所への避難、安全な知人宅、安全なホテル、そして屋内の安全確保の4パターンだ。
僕の場合は、先に書いた通りハザードマップの危険地域にも該当しないマンションの8階なので自宅屋内での安全確保ということになる。

鳥栖市に引っ越してまだ1年余りなので、念の為避難場所を確認してみたが、避難場所はその地域の学校や市の施設になっているので、どう考えても僕が住んでいるマンション方が安全だ。

大雨

気象庁の発表では、今までに経験したことのない大雨・・・という表現で注意喚起をしている。

大雨は確かだが、バケツをひっくり返したようなとか、叩きつけるようなという雨ではなく、雨量の多い雨が、昼夜を問わず断続的に降り続いていると言う印象だ。

今のところ、僕が住んでいる地域で特に被害は見当たらないが、市内の一部では下水道のマンホールポンプが浸水して停止しており、下水の処理ができないため、家庭でのトイレ、風呂、洗濯の自粛要請が出ている。

何が起きるか分からないので、最悪の事態も想定しておかなければいけないが、僕はキャンピングカーがあるので、最悪車で避難すればいい。ただ、高速は通行止めだし、隣接する長崎、福岡にも特別警報が出されているので、近隣では適当な避難場所が思いつかない。

温暖化の影響か?

先般、国連の気候変動に関する政府間パネルは、地球の平均気温が2030年前後に産業革命前に比べて1.5度上昇するとの第6次評価報告書を公表した。

また今までは、過去の気温上昇は自然変動ではなく、人間が引き起こしたものと考えられる・・・という表現だったが、今回の報告では、人間活動の温暖化への影響について、「疑う余地がない」と初めて断定している。

つまり地球温暖化の原因は、温室効果ガスと断定していて、その77%近くを締めているのが二酸化炭素であって、これは化石燃焼の使用で増えるということだ。

平均気温が上昇すると、熱波や干ばつ、豪雨、台風の巨大化など極端な気象状況が深刻化するとされる。7月に発生した熱海の集中豪雨や、ドイツ、中国での洪水も温暖化の影響と言われている。

去年も熊本豪雨があったし、今回の豪雨も温暖化の影響だとすると由々しきことだ。

カーボンニュートラル

最近良く聞く言葉だが、温室効果ガスの排出をゼロにする、即ち脱炭素社会の実現を目指すというものだ。

最近のニュースで、欧州が2035年、ガソリン、ディーゼル車の新車販売を禁止する。日本も同様に2030年半ばにガソリン車などの新車販売を禁止する方針を出した。

さらに日本は、洋上風力発電を20年で7500倍以上に・・とか、新築住宅の太陽光発電の義務化を検討・・などの目標を掲げている。

排出量の最も多い中国の習首席は2060年までに二酸化炭素の排出量をゼロに・・と言ったそうだが、その頃には死んでるだろ!

毎年のように災害が発生していて、これが温暖化による異常気象に起因するものだとすると、やはり脱炭素社会の実現を目指さないといけないだろう。

目標どおりに脱炭素社会が進んだとしてもタイムラグがあるので、僕が生きてる間は、まだまだ温暖化による異常気象が続くだろう。困ったものだが、いずれ死ぬにしてもコロナや災害では死にたくないものだ。