ホテルに宿泊
九州の佐賀県からキャンピングカー(バンコン)で山旅に出発し石川県まで来た。しかし明日から天候が崩れそうだ。
梅雨なので仕方ないが、実は腰も痛い。
洗濯物も溜まったし、たまにはビジネスホテルに泊まってゆっくりするか・・・ということで、金沢郊外の割安なホテルに宿泊する事にした。
コロナ禍でもあり街中に泊まって飲んで回る訳にも行かない。
しかも市街地のホテルは高いし、駐車場代も別途1000円位取られる。郊外のホテルは、価格も500円位程度は安いし、駐車場もほとんど無料なのでトータルでは1500円程度安いことになる。
バンコンの食事
僕のキャンピングカー(バンコン)での食事は、電子レンジも乗せているので朝はパンかパックご飯、昼は外食、夜はパックご飯とスーパーや道の駅の惣菜がほとんどだ。
小さなシンクも付いているので簡単な料理はできるが、今の時期は車内で火を使うと暑いし、炒め物は油が飛ぶので基本的にしない。(寒い時期の鍋物は良い。)
外食は夜は高くつくのでリーズナブルなランチにしてる。
プチ贅沢
ホテルに泊まったものの夕食は付いていないので、たまには贅沢に外食する事にした。
金沢と言えば”のどぐろ”だが、郊外なので近くで食べれるところはない。折角なので酒も飲みたいし歩いていける食事処加賀亭(金沢市高尾南)を紹介してもらった。
外観はこじんまりした定食屋の佇まいで、店に入ると気の良いご夫婦が出迎えてくれた。取り敢えずのビールを頼んでお勧めを聞くと”うなぎ”と”ステーキ”という。
*写真の品書き以外にもある。ランチはリーズナブル。
たまには贅沢をと言いつつ高い。女将さんに”うなぎ高いね!”というと、三河一色産の生うなぎで、お客さんからは石川では最もリーズナブルだと言われますと嫌味なく勧めてくる。
そう言えば”うなぎ”なんて暫く食べていない。意を決して”二段 2/3本 3200円”を食べることにした。(流石にうなぎ定食4200円は食べれない。)
びっくりの大きさ
ご主人が、今から焼きますのでお見せしましょう・・と捌いたうなぎを持ってきた。
写真で大きさが伝わるかどうか分からないが、とにかく大きい!この大きさのうなぎは初めてかも知れない。
このうなぎなら価格も妥当な気がする。
九州から関西までは腹開きだったと思うが、金沢は背開きのようだ。
これが、3分の2本の定食だ。二段重ねでご飯の中にも隠れている。
九州では”せいろ蒸し”の方が手間がかかるので価格も高いし高級感があるが、個人的には焼きの方が好きだ。
お店の一推しだけあって皮がぱりっとしていて大きい割には身もほどよく締まっている。中国産みたいにブヨブヨしていない、極上の味だ。
うなぎの良し悪しは”小骨の処理”と聞いたことがあるが、小骨なんて全く感じなかった。
結局、ビールを追加して5000円近く払う事になったが、今度金沢を通る時には、もう一つのお勧め”ステーキ”も食べてみたくなった!