UFOライン
愛媛県と高知県にまたがる四国山脈の尾根を貫くドライブコースで、その全長は27キロ、標高は1300〜1700メートルなので、展望台からは太平洋から瀬戸内海まで見渡せる。
案内板にもUFOラインとの表示があって、コースに聳える”雄峰”をUFOと読んだらしいが、何故かUFOの目撃情報が多いとの話もある。
天空に続くような道という意味で”天空の道”とも呼ばれるらしい。
厄介なのは、この道に至るまで、対向車が来たら離合に苦慮するような道幅の狭い林道を1時間は進まないといけない。
僕の車はハイエースのワイドなので車幅が広く大変だった。
おまけに、この道路は11月下旬から4月中旬までは冬季通行止めになる。さらに、今は途中2箇所で工事のため通行制限があって、写真の通り通行可能時間が10分間で通行止めの時間が1時間という凄い規制がかかっている。
僕は、規制前に通過してコースの反対方向へ降りたが、運が悪ければ、1時間近く待たされることになる。
四国は、今年2回目で2月に来た時から、このコースが気になっていたので今回来てみたが、なるほど良いドライブコースだ。ただし、道幅が狭いのでツーリングがおすすめだろう。
瓶ヶ森ハイク
瓶ヶ森は、日本300名山に数えられ、四国の山で検索すると上位に顔を出す人気の山だ。標高は1897メートル、西日本でも7位の標高を誇る。
この山に登ろうと思ったのは、人気の山ということと、UFOラインの展望台近くに登山口があるからだ。
登山口の駐車場、広い。真ん中の立て看板のところが登山口だ。
瓶ヶ森は男山、女山があって頂上は女山の方だ。女が上ということではなく、山容がなだらかな方が女山で、それが男山より標高が高かったということだ。
男山への登山道。笹の道は好きだ。
あっという間に男山頂上についた。
祠の他にも人が住んでそうな建物があった。祠の管理をするためのものだろうか、恐らく古くからの信仰が引き継がれているのだろう。
男山頂上からのUFOラインだ。 道も良いが山並みも綺麗だ。
笹の道を女山に向かう。
程なく頂上が見える。
先客が2人居られたので、その一方の方に撮っていただいた。
GPSログ
この山は1時間弱で登れる。登山というよりハイキングに近い。しかし、展望は最高だ。瀬戸内海も見えるし太平洋も見渡せる。
この山の特徴は、展望の良さとササ原、白骨樹だ。それを写真に撮ってみた。背景は石鎚山だが、この方向からの石鎚山も良い。
この石鎚山系には、まだまだ登ってみたい山があるが、またの機会にとって置くことにして、2月に行かなかった徳島県に向かうとしよう。