開聞岳
開聞岳は、日本百名山の一つに数えられる鹿児島県薩摩半島の先っちょに位置する標高924mの活火山。今から約3,700年前の縄文時代に誕生したらしい。
頂上部には、マグマが盛り上がりできた溶岩円頂丘がのっている。円錐形の山容の美しさは格別で「薩摩富士」と称されるのも納得できる山だ。
今週は、天気が良さそうなので山に行こうと思っていたが、昨日、BS放送で大谷翔平の試合があったので、大谷が交代するのを待って昼頃佐賀県の家を出た。
途中車中泊して今朝の8時ころ何とか着いた。遠い!
直近の車窓から、いい形だ!
開聞岳は10年ぶりかもしれない。鹿児島の霧島までは来ても、薩摩半島の先っちょまでは遠いので、なかなか足が向かなかった。その前は多分16〜7前だから、今回で3回目になる。
開聞岳は山頂まで1時間半程度だったと記憶していた。
2ヶ月ぶりの登山なので、脚慣らしに丁度いいと思って来たが、どう見ても1時間半で登れるようには見えない。結果、僕の勘違いで結果2時間強かかった。
かいもん山麓ふれあい公園駐車場に車を止めて登る。ここの標高が100メートルチョットなので、標高差は800メートル近くある。300メートル1時間目安なので、やはり2時間以上はかかる。
駐車場から約650メートル歩くと登山口2合目の道標がある。
樹林帯の中を約1時間歩くと5合目に到着する。錦江湾が見える。
7合目に到着する。天気が良ければ屋久島が見えるがはずだが・・・。
8合目の様子だが、展望が開けるのは5合目と7合目位で、後はひたすら樹林帯の中だ。夏でも直射日光を浴びないので、暑い時期にも登りやすい。
9合目、もう少し、平地ならあっという間だが、残り400メートルでも、勾配のある山道はそうはいかない。
こんな所が随所にある。
山頂手前にある鳥居、御嶽神社だが、開聞町にある”枚聞神社”の奥宮らしい。石の祠が鎮座している。
山頂到着、皇太子殿下の登頂記念碑がある。昭和63年、要は昭和天皇時代の皇太子だから、今の天皇陛下だ。
池田湖をバックに撮ってもらった。
山頂は360度展望が開けている。残念ながら視界はイマイチだった。
2合目位で携帯の電池が切れた。
山頂直下は勾配があるが、螺旋状に登山道があるので登りやすい。脚慣らしにはいい登山だった。