金曜日に高千穂峰に登ったが、今日(日曜日)博多で会食予定があったので、慌てて帰宅した。
久しぶりにJRを利用したが、駅に金ピカの列車が止まっている。
特に列車に興味があるわけではないが、あまりに目立つので、写真に納めた。
或る列車
漆黒のボディに金文字が印象的な「ななつ星」は見たことがあるが、この列車は、初めて見た。
何だこれはと思って見ると「或る列車」と表示がある。金色のボディに黒色の装飾でひときわ目立っている。
「或る列車」とは何だ?
ということで、JR九州のホームページを見ると
「100年の時を越え蘇る幻の豪華列車」をうたい文句に
明治39年(1906年)、当時の「九州鉄道」がアメリカのブリル社に豪華客車を発注したものの、
「九州鉄道」が国有化されたため、活躍する機会のなかった「九州鉄道ブリル客車」、通称「或る列車」。
当時の日本で最も豪華な設備を備えていた “幻”の豪華客車が、九州に蘇りました。
鉄道をこよなく愛し、世界的な鉄道模型の神様といわれた故・原信太郎氏が作成した模型。
これを元に、水戸岡鋭治氏がデザイン・設計。
「原鉄道模型博物館」副館長を務める原健人氏が監修。
クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」に次ぐラグジュアリーな空間の中、
自然環境をテーマにした料理をつくり続けるシェフ、
成澤由浩氏がプロデュースするスイーツの コースをいただける至福のD&S列車です。
と書いている。
要は、豪華な列車の中でスイーツのフルコースを楽しむということだ。
スイーツのフルコース
ホームページには、
「或る列車」のスイーツコースを演出するのは成澤由浩氏。
成澤氏は東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフであり、
自然環境をテーマにした料理をつくり続けるシェフとして、国内外にその名を轟かせています。
コースは九州の肉や魚、野菜を使った彩り豊かな小箱とスープからスタートし、
旬のフルーツをたっぷりと使ったスイーツ3品、そしてミニャルディーズ(お茶菓子)へと続きます。
素材はもちろんメイド・イン・九州。
成澤氏が実際に九州各地の生産者を訪れ、五感で確かめた質の高いのものだけを使用します。
また、器も九州の職人たちがこの列車のために特別に制作したオリジナルを用意。
非日常感あふれる贅沢な時間を演出します。
と書かれている。女性には興味深いのかも知れない。
運行
博多〜ハウステンボス
佐賀〜長崎〜佐世保
で運行されている。
料金
26,000円〜38,000円と書かれている。
テーブル席車両と個室車両で料金設定が違うようだ。
人気の程は知らないが、スイーツ好きのご婦人方にはウケるのだろう。
どの道、血糖値高めの親父には縁のない列車のようだ。