一昨日、九重の三俣山に登った後、南下して阿蘇山にでも登ろうと思ったが、膝に違和感があったので、更に南下し霧島まで来た。
膝も大丈夫そうなので、高千穂峰に登ることにした。
高千穂峰
高千穂峰は、天孫降臨の伝説の地であり、坂本龍馬が妻おりょうとこの峰に登ったとされ、これが、日本初の新婚旅行と言われるなど、いろいろと言い伝えのある山だ。
高千穂河原ビジターセンター駐車場に500円払って駐車し、鳥居をくぐって出発する。
程なく、古宮址が現れる。ここでは、神事が行われているみたいだ。
この横から登山道に入る。
14〜5分で、樹林帯を抜ける。
砂地の向こうは溶岩礫で、足が埋まるし滑るし、非常に登りにくい。
振り返ってみる。
巨大なカルデラの縁に登り詰める。
山頂が見えた。御鉢の細尾根を進んで山頂を目指す。
グッドロケーション!
山頂直下の鳥居、ここはかつての霧島神宮の跡地見たいだ。
石碑には、「霧島神宮元宮之記」この背門丘の地は(中略)西暦540年・・・。これ霧島神宮の創祀なり。と書かれている。
天孫降臨
山頂に到着した。ここには、「天孫瓊瓊杵尊降臨之霊峯」と書いてある。
天孫とは、天とは天照大神(あまてらすおおかみ)で、その孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)という事なので、「天孫降臨」とは、アマテラスの孫である瓊瓊杵尊が降臨したという事だ。〜宮崎の高千穂峡の説もある。
天気も良く、山頂は賑わっていた。合間を見て撮ってもらった。
天之逆鉾
山頂に刺さっているこの逆鉾は、日本三奇の一つとして、江戸時代の書物にも記されているらしい。
神話では、「イザナギ、イザナミ」の夫婦神が日本列島を作るために大地に刺してかき混ぜたとか、ある説では、高千穂の噴火で折れてしまい、今のはレプリカでだとか、本物は伊勢神宮にあるとか、坂本龍馬が抜いたとか・・・いろいろな説があるようだ。
左手前が御鉢で右奥が韓国岳(からくにだけ)だ。あの山頂から韓国が見えたのでその名がついたらしい。
GPSログ
距離も標高差もそれほどではないが、序盤は砂丘を登っているようで、異常に疲れる。しかし、九州屈指のパワースポットであり、山頂からの展望も抜群、苦労して登る価値は十分だ。
おまけ
一昨日、九重に登った後、ろくなものは食べてなかったので、昨日の昼はガッツリ食べた。
みやべ食堂(八代)
この店は、以前来たことがあるが、中々の繁盛店だ。
メニューは、ちゃんぽん、うどん、肉めしだが、ほとんどの人がちゃんぽんを頼んでいる。
開店が午前11時と思って11時に入ったが、7割方席が埋まっていた。開店は10時30分だった。その後、直ぐに満席になり、僕が店を出る11時30分過ぎには店の前の順番待ちの椅子に何組か座っていた。
僕は、ガッツリ、ちゃんぽんと肉めしをいただいた。
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