老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

中国地方の旅 その6 峡谷 

三段峡

中国地方の旅も6日目となる。1週間程度の予定だったので、そろそろ自宅の九州に向かわなければ・・。

今までの旅は

  1日目〜ドライブ 2・3日目〜登山 4日目〜城 5日目〜橋

となっていて、何となく、日毎に旅のテーマが出来てしまった。

ついでなので、何かテーマを探そう・・・と言うことで、朝からパソコンで検索しまくり、地図と睨めっこをしていたら、三段峡と言うのがあった。

そう言えば、紅葉が綺麗・・とかテレビか何かで聞いたような・・?

九州で言えば”菊池渓谷”みたいなものか!と言うことで、今日のテーマを「渓谷」にした。

f:id:kannrekizizi:20200607194531j:plain

三段峡

これは、観光協会のホームページからダウンロードしたものだが、左下にコースが書いてある。しかし、これは当てにならなかった。

シャトルバスとか書いてあるが、新型コロナで営業していない。

駐車場のおじさん曰く、「全て回るなら最低5時間はかかる。」と言うことだった。

また、歩きかと思ったが、太腿の筋肉痛も昨日の朝がピークで、大分治っていたし、中途半端に回りたくない、よし全部回ってやろう。

f:id:kannrekizizi:20200607194621j:plain

正面口

三段峡の正面口から、突入。

f:id:kannrekizizi:20200607194811j:plain

散策道

渓谷沿の散策道をひたすら歩くのみ。

f:id:kannrekizizi:20200607194935j:plain

赤滝

こんなちっちゃな滝みたいなのも時々ある。

f:id:kannrekizizi:20200607195018j:plain

トンネル

誰が、何で掘ったか分からないが、手掘りじゃなさそうだ。

f:id:kannrekizizi:20200607195256j:plain

こんな感じ

普通に渓谷!

f:id:kannrekizizi:20200607195407j:plain

吊橋

吊橋も2箇所ある。

f:id:kannrekizizi:20200607195441j:plain

三段滝

滝が三段になっているから、三段滝と言うらしい。かなり飛ばして、ここまで2時間かかった。

f:id:kannrekizizi:20200607195503j:plain

昼飯

僕が、正面口に着いたのが午前10時、駐車場のおじさんの言う通り5時間かかるなら、帰ってくるのは、午後3時になる・・昼飯が食べれない。

正面口から1時間のところに唯一茶店があって、鮎の塩焼きを食べさせると言っていた。

そこに着いたのは、11時頃だったので、”おにぎり”を詰めてもらっていたのだ。

丁度、12時だったので、昼食にした。こんな美味い昼飯はない。

個人的な感想だが、1万円のフランス料理より価値がある。

f:id:kannrekizizi:20200607195621j:plain

渡し船

 二段滝に向かったが、渡し船に乗らないと行けないということで、渡し船(500円)に乗った。かなり短い50メートル程だ。

f:id:kannrekizizi:20200607195538j:plain

猿飛

高さ20メートルの岩の間を行く。昔、この岩の上を猿が飛んで渡っていたのでこの岩を”猿飛”というらしい。今は猿はいないそうだ。

ロープを渡してあるのが見えるが、ここの渡し船は、竹竿ではない。なぜなら、深さが9メートルあるので、竿では届かないということだ。

船頭のおじさんが、ロープを手繰って進んでいく。

f:id:kannrekizizi:20200607195557j:plain

二段滝

最後の目的地二段滝に着いた。何年か前の洪水で、一段目が流れたので、今は一段しかないということだった。

後は、正面口に向かってひたすら歩くのみだ。結局、午後2時45分頃戻ってきた。4時間45分位かかった。食事して少し休憩したので、実質4時間半位だ。

しかし、小走りに近いくらい飛ばしてこのタイムだから、おじさんの最低5時間は本当だった。食事や休憩の時間を入れれば、もっとかかる。

感想

地図の距離を全部計算すると17キロくらいになる。いい運動にはなったが、無駄に汗をかいた気もする。シャトルバスが運行されれば、帰りはバスの方がいい。

ここの魅力は、渓谷歩きだ。一応、滝が見所になってるが、失礼ながら大した滝でもない。滝が好きな人は、そこに近い別ルートで行けばいいだろう。

渓谷沿の遊歩道を上流に向かって歩くので、登りもあるが、大したことはない。カップルや家族連れが多いが、本格的な登山スタイルで歩いている人も多い。

紅葉を目でに来るか、今からの時期に清涼を感じながら1〜2時間歩いてお弁当を食べて帰る・・それがお勧めだろう。

ちなみに、食べなかったが、鮎の塩焼きは700円位だった。