老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

公園散策(朝日山公園)

 

今日は、朝食前にこの公園に行ってみた。この公園は、朝日山城という山城跡で、肥前の国(佐賀県長崎県)の東端に位置していて、僕の住んでいるところからは歩いていける。

この公園は、山頂が標高132.9メートルの朝日山という独立峰で山一帯を公園として整備してある。歴史は疎いが、東に筑紫平野、西には佐賀平野が位置しているので、古くは”のろし”を上げるにも最適な場所であることは僕でも分かる。

全く知らなかったが、千本桜の名所としても知られていて、春になれば、桜のトンネルができ、桜を楽しむ人たちで溢れるらしい。

 

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山の南側には無料駐車場があってゆっくり散策できるようだが、裏山になる北側には、なだらかな遊歩道とは別に登山ルートと言われる、急階段がある。

スタート地点と書いてあるこの場所から87段の階段を一気に登る。

 

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一旦、遊歩道に出るが、40〜50メートル歩くと、トレーニング階段と書かれたスタート地点が待ち受ける。

地元では、「地獄の階段」と呼ばれるらしい。頂上まで一気に駆け上ることが出来る290段の階段で、地元の中高生はもちろん、サガントスのメンバーがトレーニングをしていることでも有名らしい。

 

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還暦すぎの僕は走っては登れないが、歩いて登っていても途中で息が上がる。立ち止まって振り返って撮った写真だが、150段を過ぎた辺りだ。

完全に舐めていたが、息が上がり、一気に汗をかいた。僕は登山が趣味だが、登山自粛で鈍った体には、格好のトレーニング階段だ。

 

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290段の頂上到着だ。かなり心拍数が上がった。最初の87段を足すと377段になる。朝食前には十分過ぎる運動だ。

 

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山頂には、朝日山宮地嶽神社と書かれている神社がある。この神社は南向きに立っているので、参拝は北を向いて行うことになる。

手を合わせた遠くその先に、福岡県福津市にある宮地嶽神社の総本山があることに気付いた。夕日と参道が一直線に並ぶ光景から「光の道」で有名になった神社だ。

なるほど、祈りのレイラインがあるということだ。それ気付くと、宮地嶽神社の総本山で参拝しているような気分になるので不思議なものだ。

 

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山頂から北東方向には、新鳥栖駅が見える。その先に見える山蔭は宝満山だ。

 

 

僕は、佐賀県鳥栖市というところに引っ越して間がない。全く土地勘のないところで、この公園も始めて来たが、なかなか良い公園だ。

土地勘のないところに住むのは面白い。日々発見だったり、生活に何がしかの変化がある。

この公園には、芝生の広場もある。今度は、ここに弁当持参で来て見よう。