老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

お宮参り

今日、3人目の孫のお宮参りに行ってきた。

僕は、娘が二人いてそれぞれ結婚して、片方が一人、もう片方が二人の子供を授かったので、合わせて3人だ。3回目のお宮参りになる。

本来は、生後1ヶ月で行うものだが、最近はあまり厳格ではないので、生後2ヶ月半でのお宮参りとなった。

新型コロナの影響もあり、先月からタイミングを見ていたが、葬儀でクラスターが発生したとのニュース報道もあり、福岡県も感染者が増えているので、今日がギリギリのタイミングだったかもしれない。

赤口

日本には日柄に合わせて冠婚葬祭を行う風習がある。大安は縁起がよく、仏滅は悪いというものだ。今日の日取りは、娘夫婦が決めたものだが、何気に暦を見たら”赤口”となっていた。

僕はあまり気にする方ではないが、孫の祝事となると少し気になる。赤口も良くないことは知っていたので、調べてみると、赤口は午の刻(午前11時から午後1時)は吉で、それ以外は大凶とある。

縁起を気にする人は、婚姻届などは、この時間に提出するといい・・と書いてある。

お宮参りは、午前10時から写真を撮り、御祓は11時からの予定だったので、ギリセーフだった。

岡田宮

3番目の孫は、福岡県の北九州に住んでいるので、お宮参りは北九州市の八幡西区にある岡田宮というところに参らせてもらった。

初孫は、娘婿の実家の近くの神社でお参りしたので、岡田宮は初めてだった。宮司さん曰く、日本最古の書物である”古事記”にも岡田宮のことが書かれているとのことで、九州では由緒ある神社らしい。

神社の案内には”御鎮座二千六百年”と書かれている。歴史はよく分からないが、古来から北部九州の海陸路の要所であっただろうことは、推察できるし、長崎街道で言う黒崎宿に位置している。佇まいも歴史と風格を感じる神社だ。

お宮参りといえば、記念写真が慣例なので、高くつくのも分かっているが、お祝い事なので避けては通れない。

驚いたのは、本殿の隣の社務所内に写真スタジオがあることだ。神社の敷地内、しかも社務所の建物内で営業している。神社の人とは関係ないようなので、賃料を払って営業しているのだろう。

お参りする者からすると、これは非常に便利だった。先に写真を撮って、衣装を借りたまま御祓を受けられる。宮司さんとの連絡もスムーズだ。

僕たちが御祓を受けていたころは、特に参拝者もなく、厄払いと思われる女性が一人待っておられたくらいだった。新型コロナの関係で少し心配していたが、天気も良くいいお宮参りだった。

東筑

お参りの後は、どこぞの日本料理屋か何かで祝膳が定番だが、新型コロナのこともあるので、娘の家での食事会だった。

北九州には”かしわめし”で有名は東筑軒と言うのがある。昔は、JRに乗ったら折尾駅でこの駅弁を買ったものだ。

娘の家での食事会は、この東筑軒の仕出し弁当だった。東筑軒が仕出し弁当を作っていたのは知らなかった。

弁当はお祝い用なので、”かしわめし”ではなかったが、懐かしい思いで頂いた。

孫3人は全員男の子だ。孫と会って遊ぶのも嬉しいが、ジジイはやっぱり疲れる。今日もいい疲れ具合だった。

次は、初孫の七五三だ・・!