老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

家を買うなら

僕は、福岡市内にマンションを持っているが、維持費が高いので賃貸に出して、片田舎に引っ越した。

今度もマンションだが、少し狭いが満足している。福岡のマンションは、利便性が良いので、将来は帰ろうかとも思っているが、一人暮らしには広すぎるので買い替えも考えている。

もし、買い換えるなら5階以上の南向きのマンションにする。

僕が賃貸に出したマンションは、築14年だが、築30年を越えると借りてが中々つかない。借りてが少なくなるということは、家賃も下がってくる。需要と供給のバランスなので、家賃価格も崩れてくるということだ。

一戸建てかマンションか

家庭環境や地域によるだろうが、僕は一人暮らしなので、マンション派だ。

マンションのデメリットは、維持費が結構高い。僕が住んでいたマンションは、月4万円かかっていた。 

管理費と長期修繕積立金、固定資産税を計算すると月に3万円、駐車場代1万円を足すと月4万円というわけだ。福岡市内でも駐車場代が月3万円というところもある。そんなマンションは、維持費もべらぼうだ。

また、マンションは、近隣との付き合いが希薄だったり、音のトラブルが出やすい。などのデメリットもある。(一人暮らしには問題ない)

一戸建てのデメリットは、空き巣などの防犯上のリスクが高い。また、近隣に変な奴がいても、引っ越せない。それに、敷地内の手入れや家の補修も必要だ。

散歩に出かけて、住宅街を歩いたら、綺麗に手入れされているところもあるが、草が生え放題で、玄関先の植木鉢が倒れたままの家もある。そんな家には住みたくない。

マンションは、管理費を払っているので、管理会社が供用部分の清掃から植木の世話までしてくれるが、一戸建ては自分でしないといけない。共働き世代は大変だ。

法定耐久年数

木造は22年で、鉄筋コンクリートのマンションは47年だ。

これは、固定資産税とかの税制上法律で定められているが、不動産取引の目安となる。木造の一戸建ては、22年経てば建物の評価額はゼロということになる。

22年はあっという間だ、家庭を持って子供ができたら一戸建てを購入したい気持ちはわかるが、子供が独立した頃には、資産価値は土地だけになる。

5階以上の南向きのマンション

住んでいたマンションを賃貸に出すとき、いろいろ調べたが、マンションの1階は借りてがない。空きばかりだ。

僕が住んでいたマンションは、階が上がるほと1階につき30万円高かった。7階なので、当時、1階と比べ210万円高いことになる。

マンションによっては、電線が気になるところがある。高い電線は、3階くらいのところにある。4階でも足元の電線が視界に入る。

マンションの良いところは見晴らしのいいところだ。隣にマンションがあるなら別だが、5階以上であれば、おおよそ見晴らしがいい。

僕が住んでいたマンションは前が公園で見晴らしも良かった。唯一の欠点は、東向きだったことだ。今は、南向きのマンションだが、洗濯物は浴室乾燥機でも良かったが、布団を干すのは、南向きでないとダメだ。天日干しの布団は気持ちいい。

不動産屋の殺し文句

家賃で家が買えますよ。資産として残りますから・・・。多くの人が騙される魔法の言葉だ。22年しか価値のない一戸建ての家に35年ローンを組んでしまう。

ローンの他にも固定資産税がかかるし、一戸建ては、10年もすると補修したり、手を加えなければいけない。そうしないとローンが終わった頃には建て直すことになる。マンションであれば、庭の草取りをする必要はないが、管理費や長期積立金、駐車場代がかかる。

賃貸を移り住むのがいい

よその地域は分からないが、福岡市内でもマンション相場が二極化している。「福岡ビックバン」「博多コネクティッド」などの再開発計画のせいだ。

地下鉄沿線などで都市部に近いところは、価格は高騰し、乗り継ぎが必要な地域は値上がり率も低い。

将来のことはわからないが、今、新型コロナの影響で、不動産関連の株式も暴落している。半年先には、現物価格に現れてくるだろう。

 人口が減少していくのは明らかで、土地の価格が更に二極化するのも必然だ。安い物件は、将来は更に安くなる。不動産を持つことにもリスクがあるということだ。

一国一城の主という言葉があるが、男はマイホームを購入し一国一城の主というわけだが、そういう固定観念も捨てたがいいかもしれない。

賃貸で何が悪い、その分小金を貯めた方がいい。長期的にみると家を買うメリットもないように思うが、不動産価格が暴落したら考えて見るとしよう。